希望する妊婦さんに公費でPCR検査を!と署名活動し、6/3に厚労省に提出しました。そのことが朝日新聞の6/20、28面に載りました。
署名活動の間に政府はPCR検査実施の予算を組み、公費で検査する方針を決定しました。カンガルーの会が、とは載っていませんが助産師という医療者だけでなく妊産婦さんの声を届けられたのは、とても効果があったと思います。
公費での希望する妊婦さんへのPCR検査は、カンガルーの会の活動だけでの成果ではありませんが、このように実際の妊婦さんの声が伝わることは、政治や政府を動かす原動力になると、はっきりとわかりました。

今後はこの政府の方針を受けて、各自治体がすみやかに妊婦さんへのPCR検査実施してくれるのかを注意深く確認していく必要があります。
また、今は検査で陽性の妊婦さんが帝王切開になったり、出産した赤ちゃんと隔離されたりしていますが、「新しい生活様式」として今後、妊産婦がPCR検査陽性でも、無症状であれば経膣分娩できるのではないか、授乳できるのではないか、など専門家の方がたに是非、検討して頂きたいですね。そうすれば検査を受ける事を恐れる必要もなくなり、積極的に検査を受けることができ、家族や周囲の方にうつすこともなくなるのでは、と考えます。
PCR陽性の産婦の授乳に関してはWHOやユニセフも発信しています。
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